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甲状腺ホルモン不応症では何が起きている?

甲状腺ホルモンは、首ののどぼとけのあたりにある甲状腺から分泌されるホルモンで、人間の成長、代謝などに関わっています。「元気のもと」のひとつと言えるかもしれません。

このホルモンが過剰に分泌されると、体内は過剰に活性化され、動悸や発汗、疲れやすさ、手の振るえなど、さまざまな症状を引き起こします。それが甲状腺機能亢進症といい、その代表的なものがバセドウ病です。
逆に、このホルモンの分泌が不足すると、体内の活性度が下がり、だるさ、寒気、脱毛などの症状が出てきます。それが甲状腺機能低下症で、橋本病などがその代表です。
この甲状腺ホルモンの分泌を調整しているのが、視床下部から分泌されるTRHと、そのTRHに刺激されて下垂体から分泌されるTSHという刺激ホルモンです。甲状腺ホルモンが十分に分泌されていると、下垂体が甲状腺ホルモンを受容し、甲状腺を刺激するTSHの分泌を抑制して(減らして)、甲状腺ホルモンの分泌が減るように調整されます。
この調整がうまくいかないものを、TSH不適切分泌症候群(syndrome of inappropriate secretion for TSH;SlTSH)と呼び、その主なもとして、下垂体TSH産生腫瘍と甲状腺ホルモン不応症があげられます。

甲状腺ホルモン不応症の場合、2つのことがおきます。
  1. 甲状腺ホルモンが十分に分泌されているのに、うまく受容されないので、低下症のような症状が起きる
  2. 下垂体でもたくさんの甲状腺ホルモンが分泌されていること(ネガティブ・フィードバック)を受容できないので、TSHが抑制されずに分泌されつづけ、甲状腺ホルモンが多く分泌される
全身で、このような状態が起きるものを、全身型と呼びます。
過剰な甲状腺ホルモンに対して、亢進症の症状が起きるにもかかわらず、下垂体に対するネガティブ・フィードバックが働かない場合を、下垂体型(下垂体限定型)と呼びます。
下垂体へのネガティブ・フィードバックは見られるものの、全身では機能しない末梢型は、世界で1例のみ報告されています。
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